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SONNE Kamogawa B.S.

関東女子ビーチサッカーリーグ開幕ラウンド ヴェルディに惜敗するも、レーヴェに2020年9月以来の勝利!


第4回関東女子ビーチサッカーリーグ2023が6月4日(日)、湘南ひらつかビーチパークで開幕し、ゾンネはいきなり3月の地域女子チャンピオンズカップで準優勝している東京ヴェルディプライアナBS、関東女子ビーチサッカーリーグ3連覇中のレーヴェ横浜FRAUの関東2強と対戦しました。

日程も2試合連続という過酷な組合せでしたが、ヴェルディには2-3で敗れたものの、残り3分で1点差まで迫り、あともう一歩という大接戦を演じました。

続く、レーヴェには第1ピリオドから常にリードを奪う展開となり、ゾンネが弱いとされていた第3ピリオドでは差を広げる追加点を決め、6-4と盤石の試合運びで勝利しました。レーヴェに勝利したのは2020年9月以来となります。


開幕ラウンド、12名のフル登録のもと、今シーズンの一貫したテーマであるコンパクトな守備の徹底と、危険なエリアでのボールロストゼロなどを確認し、臨みました。

ヴェルディ戦では第1ピリオド、手堅い試合運びをするも、ヴェルディ後方からのフィードに対して相手ピヴォ選手を完全に捕まえきれず、GKと1対1をつくられ、押し込まれ、先制を許しましたが、すぐさま、相手陣内で得たFKを平田選手が落ち着いて決め、同点としました。しかし、第1ピリオド終盤、相手GKをフリーにさせてシュートを打たせてしまい、それが決まって再び勝ち越されました。

ゾンネはそこで崩れることなく、第2ピリオドも拮抗した試合展開。互いにゴールは奪えず、1-2のまま、勝負の第3ピリオドへ。ゾンネも何度もチャンスをつくるものの、フィニッシュを決めきれず、時間が経過していきます。

すると、後方からパスを受けてあがってきたアラの選手に対して1対1で抜かれてシュートを許し、追加点を奪われます。それでも、ゾンネは崩れることなく、粘り強く試合を進めます。残り3分、ゾンネ右サイドで受けた宮崎選手が粘り、相手に奪われるも相手のバックパスにミスが起こり、そのこぼれ球を詰めていた市川選手がゴールに押し込み、再び1点差。

どっちに転んでもおかしくない、展開とします。

しかし、その後、何度かチャンスはあったもののゴールを奪えず、ヴェルディに守りきられ、2-3での惜敗となりました。

敗戦ではあったものの、この数ヶ月で積み重ねてきたものを十分に発揮できた試合となり、メンバーは手応えを感じていました。


続く、レーヴェ横浜FRAU。2020年9月以降、何度も対戦してきたものの、全く勝てていなかった相手であり、関東では3連覇中の強豪です。

ゾンネは第1ピリオド、レーヴェに押し込まれる展開となりますが、粘り強く守備が踏ん張り失点を許さず、中央で得たFKを平田選手がゴール右上に豪快に決めて先制。その後、相手FKから同点に追いつかれるも、再び、相手CKから一旦相手GKに戻されたところを復活登録した吉野選手がプレッシャーをかけ、相手GKの前方へのパスが乱れたところをすぐさまゾンネの右サイドを上がった仲地選手へ。仲地選手がそのままシュートし、ビーチマジックもあって、勝ち越します。しかし、第1ピリオド終盤、相手キックインから合わせられ、再び同点。2-2で第1ピリオドを終えます。 第2ピリオド、拮抗した展開が続きますが、右下のポジションをとった平田選手が、GK能波選手からのスローを受けるとそのまま前方にドリブルしてハーフウェイラインを超えた付近から豪快にシュートを打ち、再び勝ち越し。そして、相手ボールをゾンネ陣内で奪った広田選手から前方に走り込んだ仲地選手へダイレクトパス。仲地選手が相手を抜き、反対サイドのスペースに走り込んできた吉野選手にパス。吉野選手が冷静に決めて、ついに2点差とします。第2ピリオドは4-2で終了。 そして、過去に数々の逆転を許してきた第3ピリオド。ゾンネの真価が試されるピリオドとなります。冒頭キックオフシュートが決まって、3-4と迫られるも、そこからゾンネは粘り強くプレーを続け、終盤、後方からのフィードを受けた荒川選手が絶妙なトラップの後、シュート、相手GKが一旦弾いたところをあきらめずに詰めてゴールネットを揺らし、再び2点差! さらに、前線からのプレスから、相手GKからアラへのパスをインターセプトした仲地選手が左サイドの角度のないところから豪快に決めて、6-3。試合を決定づけます。 その後、キックオフシュートから1点を返されるも、そのまま守り切って、6-4で見事に勝利!!


開幕ラウンド、ヴェルディ、レーヴェという関東2強の2チームのどちらから勝点を奪うという目標を掲げて臨みましたが、1勝1敗の勝点3というかたちで達成できました。

開幕ラウンドを終えて、ゾンネは4チーム中2位となっており、次のラウンドの結果によっては前期1位の可能性もあります。

上々のスタートとなりました。


3月に沖縄で行われた地域女子チャンピオンズカップではグループ最下位というまさかの大惨敗に終わり、その後、ゾンネ史上初めて、エンジョイに加えて、競技志向を追求していくというビジョンを明確に掲げてスタートした2023シーズン。 Thetisツアー 碧南ラウンド、明石ラウンドに参戦し、個々のレベルアップ、チームとしての戦術のブラッシュアップを図ってきました。

その結果がまさに出ようとしています。


ヴェルディ、レーヴェには昨年以前は時に10点差以上をつけられ大敗していたことを考えると、ヴェルディにも2-3という最少点差の締まったゲームを展開し、レーヴェにはついに勝利を収めることができました。

明らかなチームの成長を感じられる、開幕ラウンドとなりました。


次のラウンドは6月25日(日)、鴨川令徳ビーチコートにて行われます。

このラウンドは男子の千葉県大会、関東ビーチサッカーリーグ2部も併催されます。


ぜひ応援にご来場ください!!


【試合結果】

SONNE Kamogawa B.S. 2(1-2/0-0/1-1)3 東京ヴェルディプライアナBS

SONNE Kamogawa B.S. 6(2-2/2-0/2-2)4 レーヴェ横浜FRAU




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